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具合が悪い?すぐに連絡して心配解消!たくさんの味方を集めよう!

こんにちは! なおみんです。

 

福祉の現場で働く現役看護師がお伝えする家族介護

 

 

介護していて急に具合が悪くなったらどうしたらいいの?

そんな不安ありませんか?

 

   

 

たくさんの味方がいれば不安は少なくなります。

 

 

 

 

今の時代、大きな専門病院にかかるには「診療情報書」という医師の紹介状が必要なのです。

もちろんそれがなくても受け付けてくれますが、余分にお金をお支払いする必要があります。

ではその紹介状、誰に書いてもらいますか?

 

それは…近くの診療所やクリニックの医師です。

 

 

           



これらの診療所やクリニック・病院の医師は「かかりつけ医」と言います。

日本医師会によれば、

かかりつけ医とは「健康に関することをなんでも相談でき、必要な時には専門の医療機関を紹介してくれる身近にいて頼りになる医師のこと」となっています。

 

つまり・・・

熱がある、食欲がない、少しだるいなどの体調が悪いときにまず相談する自宅近くの診療所やクリニック・病院の医師のことですね。

 

 

介護をする人もされる人も「かかりつけ医」を決めて、なんでも相談しましょう。

 

 

これらのかかりつけ医は「訪問診療」をしてくれます。

病院に行くことが困難患者さんのもとに医師がやってくるのです。

診察をして、血液検査のために採血をしてくれることもあります。

必要なお薬の処方もしてくれます。

     



家族が薬局にお薬を取りに行く場合もありますが、薬剤師が届けてくれる「薬剤師訪問サービス」も増えています。

 

       



 

また、医師の訪問診療の他に看護師のケアや観察が必要と判断されれば訪問看護 の指示を出すこともあります。

医師から指示された看護師は「訪問看護」を行います。医師の指示に応じて訪問頻度や訪問時間を決定し、患者さんのケア・観察を行います。

 

            

 

 


医師・看護師・薬剤師などが連携し在宅介護・看護を支援するチームを作ります。

        

 

 

      

 

 

体調が悪くなった時には、医師や看護師に連絡して相談することもできます。

必要に応じて夜間でも訪問してもらうことが可能です。

 

 

 

かかりつけ医を見つけて助けてくれる仲間を増やしましょう!

 

 

       

 

最後までお読みくださり感謝です。

 

介護する人のストレスを解消は家族介護の長続きの秘訣!

こんにちは! なおみんです。

 

福祉現場で働く現役看護師がお伝えする家族介護

 

今回は「介護をする人のストレス解消」についてです。

 

 

 

介護に拘束されて自分の時間が持てなくなっていませんか?

 

 

あなたの時間を取り戻しましょう!

 

 

 

 

 

介護に時間がかかってしまう。

 

介護される人から目が離せない。

 

毎日介護に追われて、心の余裕もなくなってしまう。

 

イライラしてしまう。

 

些細なことに腹が立ってしまう。

 

 

そうなんです!

介護する人のストレスは想像以上に大きなものです。

 

 

 

そこで!

 

あなたの時間を取り戻すために、

 

あなたがあなたらしく楽しい時間を過ごすために

 

誰かに介護を後退してもらう日を作る。

 

そもそも誰かの介護を一人で行うのは無理があります。

周囲のみんなで支えあうことが大前提です。

  

 

      

 



でも、事情によってはそうできない場合もありますね。

 

 

そんな時は・・・

 

介護を受けている人にお出かけしてもらいましょう。

 

 

デイサービス・デイケア(通所サービス)などの介護事業所に通ってもらうサービスがあります。

 

また、ショートステイ(短期滞在型サービス)という宿泊をしてもらうサービスもあります。

 

いずれも介護認定を受けていれば利用可能です。

担当のケアマネージャに相談してみてください。

 

 

介護する人のストレス解消・リフレッシュをする時間を作りましょう。

        



 

最後までお読みいただき感謝です。

 

 

 

 

介護される人のストレスを理解して、介護の負担軽減!

こんにちは! なおみんです。

 

福祉現場で働く現役看護師がお伝えする家族介護

 

今回は「介護される人のストレス」についてです。

 

 

介護している人に心無い言葉をぶつけられた。

 

介護しているのに相手の機嫌が悪い。

 

そんな経験のある人いませんか?

 

 

介護を受けている人のストレスを考えましょう!

 

 

介護する人のストレスならわかるけど、される人にストレスなんてあるの?

そう思いましたか?

 

 

 

介護されるということは・・・

今まで当たり前に自分でできていたことができなくなって

人の手を借りなければならなくなったということですよね。

 

 

 

想像してみてください。

 

●トイレに行きたくなったのに、誰かに連れて行ってもらわないと用が足せない。

 

●食べたい物があるのに、自分でそれを口に運ぶことができない。

 

 

・・・どうですか?

想像するだけでストレスを感じませんか?

 

        



介護をされる人はこのストレスを毎日感じているのです。

 

 

人に手助けをしてもらわなければならないストレスとともに、

それができなくなった自分自身を受け入れなければならない。

 

こんなこともできない、あんなこともできなくなった、

どんどんできないことが増えていく・・・

 

受け入れること自体も大きなストレスです。

 

 

ではどうしたらいいのでしょう?

 

できないことをできるようにする訓練を続けることも大切です。

 

その一方で、

 

できることを「やり続ける」こともとても大切です。

 

 

介護を受ける人の生きがい・やりがいにつながります。

「自分にもできることがある!」そう思えることが生きる力につながり、

前向きに生活することにつながっていきます。

 

 

 

         



 



 

 

介護を受ける人のできることを何か一つ探してみてください。

 

 

最後までお読みいただき感謝です。

 

 

お世話が一番多いのはトイレ!失敗を防げば負担激減!

こんにちは! なおみんです

 

福祉現場で働く現役看護師がお伝えする家族介護

 

今回は「トイレのお世話」についてです

 

 

あなたはトイレのお世話に疲れていませんか?

 

トイレの失敗を防ぐことができる方法あります!

 

 

 

トイレ・・・尿や便の排泄は日に何回も繰り返されることなので

介護の負担に感じている方も多いと思います。

 

 

 

一般的に、排尿の回数は1日5~7回くらい

昼間の排尿間隔は約3~5時間といわれています。

その回数だけお世話する必要があるということになります。

 

病気によって尿意を感じなくなったり、加齢によって膀胱や内臓を支えている

骨盤底筋という筋肉の衰えなどから尿失禁(お漏らし・粗相を起こしてしまいます。

 

介護する側にとっても負担になることですが、介護される本人にとっても「人としての尊厳」を傷つけられると感じやすいことです。

 

 

 

失禁をするならオムツを使えばいい?

 

確かにオムツはそういった時に使用するものです。

様々なタイプ・サイズ・吸収量のオムツが市販されているので、ある意味便利な世の中ではあります。夜のお世話が難しかったり、睡眠を妨げてしまい昼間に眠くなってしまうようであれば適切にオムツを使用することもよいと思います。

 

 

 

しかし、オムツを使用することは「尊厳」を傷つけることであることの忘れないでください。

 

 

 

そこで!

失禁を防ぐことにも目を向けてみましょう!

 

普段生活している中でも自分がトイレに行くタイミングってある程度パターンがありませんか?

 

介護にもそのパターンを取り入れればよいのです。

 

 

 

そろそろトイレに行くタイミングかな?と思ったところでトイレに誘ってみる。

 

そうすると失禁せずにトイレで排尿することができるかもしれません。

 

       



 

もちろん体の状況によってはトイレに行けない場合もあります。

 

そういう場合は、排尿が終わったのではないか?というタイミングでオムツを交換してあげるとよいのです。

 

          

 

 

濡れたオムツをそのままつけているとオムツの中は湿気がこもって「床ずれ」になりやすくなったり、臭いが生じたり、不衛生になったりします。

 

何より不快なのでできれば排尿が終わったら早めに交換してあげるとよいですね。

 

 

 

排便も同じです。

タイミングを見てトイレに連れて行ってあげると失敗なく排便することができる可能性も高くなりますね。

 

 

 

介護する人も負担を感じるトイレのお世話ですが、介護を受ける方も決して進んで受けたいものではないことを心にとめてお世話してあげてください。

 

 

最後までお読みいただき感謝です。

 

 

在宅介護の重要要素、清潔にする方法がわかれば在宅介護はお手のもの!

在宅介護の

こんにちは! なおみんです。

 

福祉現場で働く現役看護師がお伝えする家族介護

 

今回は「体の清潔」についてです。

 

普通に体を清潔にするといえば、風呂に入る・シャワーを浴びるなど

毎日みんなやっていることですよね。

 

 

でも体の状況によってはそれが当たり前にできなくなるのです。

 

 

自宅の風呂場の段差が越えられない、浴槽のふちをまたげない、

一人では入れなくなったが狭くて手助けする人が入れない・・・などなど

自宅では入浴できなくなる場合があります。

 

また寝たきりの方の場合はさらに難しくなります。

 

 

ではどうしたらいいでしょう?

 

 

入浴できない場合、「体を拭く」という方法があります。

すすぎのいらない沐浴剤などを入れたお湯でタオルを絞って全身を拭きます。

入浴に比べると爽快感は劣りますが、清潔にはできます。

 

 

 

毎日、全身を拭くというのは介護をする人にもされる人にも負担が大きいので

汚れやすい陰部や臀部・肛門周りを洗浄する方法もあります。

洗浄剤をとかしたお湯を陰部や臀部・肛門周りにかけて汚れを落とします。

専用のボトルも販売されていますが、ペットボトルのキャップに5~6個穴をあけて簡易シャワーを作ると簡単にできます。

 

 

 

手や足だけを洗面器やバケツのお湯で洗う 手浴・足浴もあります。

 

 

 

髪を洗うことも大変ですよね。

ドライシャンプーを使うと水を使わずに髪を清潔にすることができます。

外出が可能であれば理容室・美容室でシャンプーを受けることもできます。

 

 

そのほか大掛かりにはなりますが・・・

自宅の浴室を介護しやすいように手すりを つけたり、段差を解消する住宅改修する方法もあります。

浴槽に入るために体を吊り上げる機会を使うこともあります。

 

 

 

また、入浴を介護事業所に依頼する方法も複数あります。

自宅に浴槽を運んでくる訪問入浴デイサービスなどに通って入浴をさせてもらう方法などがあります。

 

 

いずれにしても体を清潔に保つことは大切なことです。

 

清潔に保つことで床ずれを防止したり、早期に発見することもできます。

また介護される人が爽快感を得ることによって精神的な効果もあります。

 

 

それぞれの家庭や介護の状況に応じて、様々な方法の中から体を清潔にできる方法を選択しましょう。

 

 

最後までお読みいただき感謝です。

寝たきりの人の扱い方がわかれば床ずれを防ぐことができる!

こんにちは! なおみんです

 

福祉の現場で働く現役看護師がお伝えする家族介護

 

今回は「床ずれ」についてです。

 

床ずれって知ってますか?

医学的には「褥瘡(じょくそう)」といいます。

 

 

日頃自分で体を動かすことができる人には 「床ずれ」なんて無縁です。

 

だから、介護をすることになって初めて  

「床ずれ」なんて言葉を聞いた人も多いはず。

 

 

床ずれ(褥瘡)とは・・・

 

 

圧迫によって皮膚に十分な血液が流れなくなることで、その部分に損傷が生じた状態をいいます。

 

圧迫に加えて、皮膚を引っ張る力摩擦湿気などの要因が組み合わさって発生する場合が多く、特に骨のある部分の皮膚に生じやすくなります。

 

 

つまり、寝たきりで自分で体を動かすことができないと体の同じ部分がベッドや車いすなどに圧迫され続け、その部分に血液が流れにくくなることによって皮膚が痛んでしまうことです。

 

 

体の中でも骨が出っ張っているところは圧迫を受けやすいため「床ずれ」になりやすいというわけです。

 

 

 

皮膚が痛む程度であれば比較的治りやすいのですが、重症になると皮膚の深いところにまで損傷が及ぶため治りにくくなります。

 

床ずれになりやすい場所

 

 

一般的に糖尿病の人は傷が治りにくくなっているため「床ずれ」も治りにくいです。

 

また、体に麻痺がある場合は痛みを感じにくいため「床ずれ」になっても発見が遅れることが多くあります。

 

「床ずれ」なってしまったら、医師の診察を受けて薬物療法や外科的処置を受けて傷を治すしかありません。

 

 

 

では どうすれば「床ずれ」が防止できるのでしょうか?

 

 

圧迫そして皮膚を引っ張る力、摩擦、湿気が影響すると先ほど述べました。

 

それを回避すればよいのです!

 

同じ部分に圧迫がかからないようにするため体位変換をします。

「寝返り」をさせてあげましょう。

2時間に1回くらいの目安で寝返りをさせると防止できるといわれています。

        

 

 

皮膚を引っ張る力や摩擦は寝ているベッドでシーツのしわを伸ばそうと寝たままひっぱたり、体の位置がずれたからと引きずりあげたりするときに発生します。シーツのしわは体を横に向けた状態で伸ばす、ベッドやいすからずり落ちない工夫をするなどで防ぐことができます。

ちなみに、シーツの小さなしわでも圧迫の原因になるのでしわを伸ばすことは大切なことです。



 

湿気はオムツの中や寝たままの背中などにこもっています。

寝返りをさせてあげると同時に背中の湿気も逃がす、オムツをこまめに交換して湿気がこもらないようにするなどの工夫をしてみてください。

 

 

また「床ずれ」できていないか、皮膚の状態を毎日観察することも大切です。

 

 

次にお話しする「体の清潔」にもつながりますので次回も是非お読みください。

 

 

最後までお読みいただき感謝です。

寝たきりの人の扱い方がわかれば介護の不安は激減!

 

こんにちは! なおみんです。

 

福祉現場で働く現役看護師が伝える家族介護について

 

今回は「寝たきりの人をどう扱ったらいいのかわからない」についてです。

 

寝たきりの人をどうやって介護したらいいのか・・・

わからなくて不安な人たくさんいますよね。

 

          



介護=寝たきりの人のお世話 

そんなイメージがありますよね。

(現実はそればかりではないのですが)

 

でも実際に寝たきりの人のお世話をする人が多いのも事実!

では、介護する人が一番困っているのは何でしょう?

 

 

 

寝たきりの人の介護を具体的に考えると・・・

● 床ずれの防止

● 体の清潔を保つ

● 排泄の世話

● 食事の世話

 

これが大きな柱になります。

 

 

        



 

この他にも、介護される人が限られた生活の中にも楽しみがあるなどということも大切ですが、介護する人の視点で考えるとまず、最低限はこの4点だと思います。

 

 

そこで次回からはこの4本柱についてお話ししようと思います。

 

最後までお読みいただき感謝です。