介護される人のストレスを理解して、介護の負担軽減!
こんにちは! なおみんです。
福祉現場で働く現役看護師がお伝えする家族介護
今回は「介護される人のストレス」についてです。
介護している人に心無い言葉をぶつけられた。
介護しているのに相手の機嫌が悪い。
そんな経験のある人いませんか?
介護を受けている人のストレスを考えましょう!
介護する人のストレスならわかるけど、される人にストレスなんてあるの?
そう思いましたか?
介護されるということは・・・
今まで当たり前に自分でできていたことができなくなって
人の手を借りなければならなくなったということですよね。
想像してみてください。
●トイレに行きたくなったのに、誰かに連れて行ってもらわないと用が足せない。
●食べたい物があるのに、自分でそれを口に運ぶことができない。
・・・どうですか?
想像するだけでストレスを感じませんか?
介護をされる人はこのストレスを毎日感じているのです。
人に手助けをしてもらわなければならないストレスとともに、
それができなくなった自分自身を受け入れなければならない。
こんなこともできない、あんなこともできなくなった、
どんどんできないことが増えていく・・・
受け入れること自体も大きなストレスです。
ではどうしたらいいのでしょう?
できないことをできるようにする訓練を続けることも大切です。
その一方で、
できることを「やり続ける」こともとても大切です。
介護を受ける人の生きがい・やりがいにつながります。
「自分にもできることがある!」そう思えることが生きる力につながり、
前向きに生活することにつながっていきます。
介護を受ける人のできることを何か一つ探してみてください。
最後までお読みいただき感謝です。