原因を知れば虐待は防げる!家族介護を悲しいものにしないために!
こんにちは! なおみんです。
福祉現場で働く現役看護師がお伝えする家族介護
虐待なんて他人事?
誰にでもあり得る虐待を防いで介護しましょう!
前回に引き続き虐待についてお話しましょう。
虐待にどんなものがあるのか・・・わかっていただけましたか?
厚生労働省が高齢者虐待として挙げているものは
●身体的虐待
●心理的虐待
●性的虐待
●経済的虐待
●ネグレクト(介護放棄)
この5つです。
なぜこのような虐待が起こってしまうのか・・・
それは介護する人の心と体に余裕がなくなってしまうから。
今まで何度も介護する人の心と体のと余裕がとても大事とお話してきました。
虐待の原因もこれなんです。
我々が仕事で介護している中でも忙しさのあまり心と体の余裕をなくしてしまう人がいます。
そういう人が実際に虐待の当たる行為をしてしまったこともありました。
始まりは些細なことなんです。
例えば、おむつ交換をしたのにすぐに排便で汚してしまい、またおむつ交換をしなければならないことにいら立って「またかよ、いっぺんに済ませろよ!」と言った、食事を運んだのに全然食べないでお箸で突っついているので「早く食べなさい!」と手をたたいた。
介護される人からの訴えで介護する人本人と話をしたのですが、「えっ?なんだ、そんなことか…」という反応でした。
でも逆の立場になって考えてみてください。
自分がされるといやなことですよね。
虐待は誰にでもあり得ることなのです。
だからこそ、
介護する人の心と体の余裕をなくさないでください!
最後までお読みいただき感謝です。