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厳しい言葉ばかりぶつけられると落ち込まないで!介護される人の心を知れば感謝される介護!

こんにちは! なおみんです。

 

福祉現場で働く現役看護師がお伝えする家族介護

 

 

一生懸命に介護しているのに、心無い言葉をぶつけられて傷ついた・・・

そんな経験ありませんか?

 

傷つく必要なんてないですよ!

介護されている人は必ずあなたに感謝します。

 

毎日の介護お疲れ様です。

 

家族介護って本当に大変!

介護を仕事にしておいてこんなこと言ったらお叱りを受けるかもしれませんが、なおみんは仕事だから介護ができていると思います。

仕事だから自分が冷静でいられるのだと思うのです。

自分の親の介護となったら…果たしてどこまで冷静でいられるか?

だから、家族介護をされる方には本当に尊敬しています。

 

          



介護する人が冷静でいられないように、介護される人も冷静ではいられないのです。甘えがあるのでしょうね。

 

仕事で出会った高齢者の方でこんな方がいらっしゃいました。

事業所にお泊りに来られるときはとても紳士的で、我々に感謝の言葉をいつも言ってくださるのです。しかし、家で介護をされている奥さまや娘さまにはとても厳しい言葉で責めることが多いというのです。奥さまも娘さまもとても丁寧に介護をされてる方々でしたので怒りを買うようなことはないと思うのですが…。家では思うようにならないと近くにある物を投げつけることもあったと聞きました。

ある時、事業所に迎えに来られた奥さま達に向かって我々の目の前で、「迎えに来るのが遅い!」と罵倒され始めたのです。これには我々も驚きました。あまりにもいつもの様子とはかけ離れていたので…。

        


このままでは奥さまも娘さまも心を壊してしまうのではないかと心配していたところ、また、事業所にお泊りに来られることがあったので爪きりをしながら少しお話をしました。

「いつもお優しい○〇さんでも先日のように大きな声を出してお怒りになることがあるのですね。」と…するとその方は静かに話始められました。

           

「恥ずかしいところを見せてしまった」と。

自分は外面がいいんだ。職員さんの前ではちゃんとしていなければ…!と思う。でも、家族のまでは素の自分になってしまう。体も思うように動かなくなり、本当は妻をもっと旅行に連れて行ってやりたかったのにできなくなった。悔しい気持ちもある。結局、自分は家族に甘えているんだよ。本当は感謝しているのに、それが伝えられないんだ。

…そう話されて涙ぐんでいました。

       

                


思うようにならなくなった体と思うように伝えられない心

 

介護をされる方もつらいよなぁ~としみじみ感じた出来事でした。

 

認知症や脳の病気で感情のコントロールができずに罵倒したり、暴れたりする方もあります。でも、やっぱり心の奥底では介護してもらうことに感謝をされているのだと思います。

 

罵倒されたり、暴れられたら確かに辛い。

でも、その心の奥にこんな感情があることを忘れないでください。

 

介護しているあなたが傷つくことは必要ありません。

介護されている人はみんな感謝しているのですよ。

 

  

  

 

最後までお読みいただき感謝です。