家族みんなで考えれば、明るく・後悔のない介護ができるはず!
こんにちは! なおみんです。
福祉の現場で働く現役看護師がお伝えする家族介護
今回は「後悔のない介護をしましょう!」
介護には必ず終わりが来ます。
なぜなら、人は必ず最期を迎えるからです。
どんなに手厚い介護をしても、その先に必ずあるのは「最期」です。
介護が終わってからこんなこともしてあげたかった、こんなこともしてあげたかった。
こんなことはしなければよかった。・・・といろいろ思い悩むことは多いのです。
だったら、どんな介護をするのか、
介護される人にどんな時間を過ごしてもらいたいのか、
介護する人はどんな時間を過ごしたいのか、
始めるときに、折々に、介護される人の状況が変わるたび、介護する人の状況が変わるたびに家族みんなで話し合うことをお勧めします。
みんなが納得できる形で介護をしましょう。
家族介護のことをお話してきましたが、後悔のない介護の選択肢の中には家族介護でないものもあります。
一時的に介護の専門家に任せることもあります。
特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホームなどの施設に入所してもらうことも選択肢の一つです。
施設に入所したら家族は介護をしなくていいのか?
そうではありません。
施設に入所して具体的なお世話は専門家に任せることができたとしても、精神的なサポートは家族でなければできません。離れているからこそなおさら家族のサポートが重要になります。手紙を書いたり、ビデオレターを送ったり、電話をしたり、もちろん会いに来ることは一番の支えになります。一緒に出掛けたり、散歩したり、お茶を飲んだり…時間の許す限りで構わないので家族ができることをしてあげてください。
介護を必要とした人が、最期までその人らしくいられるように…
家族として後悔のない介護ができるようにみんなで考えましょう!
最期までお読みいただき感謝です。